りんくを利用して
私がりんくの利用を決めたのは、きちんと自分の病気に向き合いつつ、心身共に自立したいと強く思ったからでした。
我が家の家族構成は、主人・私・長男・次男ですが、次男以外の私を含む3人が自閉症スペクトラム及びうつ病を発症しており、ここ数年はまともに就労することも難しく、少し前から生活保護を受給しています。
また私自身20代前半で結婚してすぐに出産した事もあり、就職の経験が無く社会で働くことに自信がありませんでした。
しかし自分や子供たちの将来の為、ずっとこのままの状況で居続けるわけにもいかない、そんな思いから就労移行支援事業所を探し始めました。
当初は、就労移行支援事業所のサービスは、プログラムに必ず工賃の発生する労働が含まれるというイメージがありました。
その為体調が安定しない自分には難しいかもしれないと躊躇していましたが、りんくは就労に向けて必要な知識を得るためのプログラムを座学などで自分のペースで受ける事のできる非労働型だと知りました。(工賃を含む実習も任意で参加できます)
また説明会の際もりんくのスタッフさんが丁寧に対応してくださり、3回にわたってじっくり体験をさせて頂いた結果、完全に納得した状態で入所を決断する事ができました。
実際に通所してみて最も効果を実感しているのが、同じ悩みを持つメンバー同士でのグループワークやコミュニケーションにより自己肯定感が高まった事です。
自分の病気や症状は、決して恥ずかしいものではなく、むしろ積極的に周りへ開示して理解を求める事が、この先自立して生きていく上で非常に大事なんだという事を学ぶことができました。
また、「たまに精神不安定になります」「こういう事は体調を崩す原因になります」と予めスタッフさんやメンバー達に伝える事に抵抗が無いので、無理に取り繕う必要が無いという点も、安心して通所を続けられる大きな理由の一つです。
他のメンバーを見ていても、入所当初と比べて、前向きになり会話が増えた方を多く見る事ができます。
就労するからには、人とのコミュニケーションは避けて通る事ができません。
もちろんプログラムも重要ですが、人間関係構築への苦手意識を克服する事が、精神疾患を持った私たちにとって大きな課題であると感じています。
同時に通所する事自体がその為の訓練になっているので、それが私がりんくへの入所を決めて良かったと思う一番の要素になっています。
就労移行支援事業所りんくでは、障がいのある方の「働く」をサポートしています。就職前の訓練から、就活支援、就職後のサポートを一貫して行っています。
ご興味のある方は、まずはご連絡いただければと思います。
見学説明会も随時受付しております。
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