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成功体験・失敗体験

[2023.07.07]

とにかく私の半生、振り返ってみると失敗がものすごく多かったように思います。

逆に言えばそれだけ沢山挑戦して来たからだとも言えます。

同時に、自分の発達障害の症状に関連していると思いますが、とても生きづらい思いをしてきました。

・一度やりたいと思った事はやらないと気が済まない

・興味がない事は全くやらない

・思い込みが激しく一度そうだと思ったら見境無く突っ走ってしまう

等の性質のせいで、無計画な言動を繰り返し、周りに迷惑をかけたり自滅したりした経験は両の手の指では数えきれない程です。

その時は手探りながらも、自分にとって一番良いと思える選択をしているつもりですが、やっぱり物事というのは実際にやってみないとわからないことだらけです。

その中には社会常識から外れたものも多く、後ろ指を指される事も多々ありました。

しかしどんなに周りに言われても、自分では止めることは出来ないのです。

 

毎回自分の思う通りに動いて結果が出れば良いのですが、私の場合はほとんど失敗に終わりました。

行動熱量は多く、側から見るとかなり努力しているように見え、また自分でもそれを自負していますが、どんなに時間、労力、費用をかけても目立った成果が出せないまま十数年も動き続ける事は至難を極めます。

いつも悔しさ、虚しさ、恥ずかしさ、焦り、自己卑下など色々な感情に押しつぶされそうでした。

 

一時は経済、育児、家族関係、自身の精神状態など四方八方から追い詰められた末、本気で遺書を書いた事もありました。

幸い、遺書を書いた事で「これでいつでも死ねる」と思ったら、逆にスッキリして前向きになり自害には至りませんでした(真似しないでください)。

しかしようやく最近、試行錯誤を繰り返した結果、自分がどういう人間で、どのようなやり方、あり方をしていくべきなのかが明白になってきました。

その中で、社会的常識や他人と比べる事よりも、ありのままの自分を受け入れて肯定する姿勢が構築され、精神状態も見違えるように改善しました。

 

私は常日頃から、発達障害や鬱症状などの精神疾患を持つ人達というのは、健常者よりも、より多く考え、自分自身の生き方を模索していく必要があるという事を感じています。

それがどれだけ大変か、私自身よく理解しています。

しかしその過程を経る事で、いずれ普通の人には出来ない貴重な体験、技術、思想が培われ、やがてそれが社会に貢献に繋がっていくのだと信じています。

 

 

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