クラシックのすゝめ
みなさんこんにちは。
りんくスタッフのタングステンです。
いよいよ春本番のような天気が多くなってきましたね。
春の香り華やぐ日中などは、なんだか気分も晴れやかで清々しい気持ちになります。
寒さにも暑さにも弱いことで有名(?)な僕ですので、春や秋の到来の時期はとてもワクワクします。
花粉症を患っている方々には辛い季節の到来かと思いますので、くれぐれもご自愛ください。
さて、今回は情報化社会に生きる我々の脳疲労に効くオススメのセルフケア(自分で自分の状態を意識的に管理する手段)をご紹介しようと思っています。
りんくでは「自分を知る」という自己理解を深めるプログラムでセルフケアについて触れ、グループワークを通してお互いのセルフケアを共有する時間もあります。
本日僕がご紹介するセルフケアは、みなさんも日頃から耳にする機会の多い「クラシック」を聴くことです。
今回は「クラシック」の魅力についてお伝えするのと、タングステンがオススメする曲もご紹介できればと思っておりますので乞うご期待!でございます。
我々の脳はインターネットやSNSの普及によって常に疲れた状態と言っても過言ではないと思います。
スマホによる脳の過労などが進み、「デジタルデトックス」という言葉も生まれるほどです。
脳が疲れた状態だと注意力・気力・認知機能・記憶力の低下を引き起こしたり、体のダル重さや感情の乱れを引き起こしたりします。
現代人の脳は主に言語の処理や論理的な思考をする左脳が疲れていると言われており、適度に休めてあげる必要があるのです。
ですので「クラシックを聴くことによって脳を癒す」ことが注目されているというわけです。
ここからはクラシックを聴くことで得られる効果についてご紹介いたします。
嬉しい効果①:右脳の活性化
右脳は身体感覚や芸術的な活動などを担っているので、クラシックを聴くことで右脳が活性化します。
それぞれの楽器を聴き分けて楽しんだり、曲を聴いて情景を思い浮かべたりすると楽しいですよ。
左脳を使う機会は日常の中では非常に多いので、右脳を使う時間を増やして適度に左脳を休めてあげましょう。
嬉しい効果②:1/fゆらぎでリラックス
1/fゆらぎとは、川が流れる音や小鳥のさえずり、風の音、ろうそくの炎のゆらめきなどにみられる周波数のことです。この1/fゆらぎはα波という脳波を誘発するので、ストレスの減少や幸福感を感じるなどの効果が得られると言われています。
クラシック音楽にはこの1/fゆらぎが多く含まれているので、人体と共鳴して心地よく、まるで自然の音の中にいるようなリラックスをもたらしてくれます。
嬉しい効果③:安眠効果がある
人は活動中に交感神経が優位になっており、休む時に副交感神経が優位になります。
睡眠に入る前にクラシックを聴くことで、先述の1/fゆらぎの効果もあり、副交感神経が優位になりやすくなります。
より深いリラックス状態になることで、より良い睡眠が得られます。
さて、ここからはタングステンおすすめの2曲をご紹介いたします。
ご興味ある方は是非とも聴いてみてください(YouTubeでも聴けますよ!)。
オススメ①:カノン/パッヘルベル
多くの方が一度は聞いたことがある曲だと思います。
「カノンロック」としてバンドアレンジされていたり、カノンのコード進行を「カノンコード」と呼び様々な楽曲で使用されるなど、とても有名な曲です。
僕はカノンを聴くと大きな陽だまりに抱かれているような幸福感に包まれて深いリラックスを得ることができます。
卒業式などでも流される曲ですので、あの日のことを思い出してしまうかも!?
オススメ②:ミゼレーレ・メイ、デウス/アレグリ
旧約聖書の一部を題材とした合唱曲です。
僕はキリスト教徒ではありませんが、この曲を聴くとなんだかとても神聖な気持ちになります。
「神々しい」という言葉がぴったり。
少し愁いを帯びた楽曲なので気持ちに余裕のある時に聴くことをオススメします。
悲しい曲調がお好みの方にはヒットするのではないかと思うので、是非とも聴いてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
クラシックの世界はとても広いのでお気に入りの曲が見つかったら類似する曲を探して聴いてみるなど、クラシック沼に入ってみると楽しいですよ。
今回の記事とは関係ありませんが、「ご趣味は?」と聞かれたときに「クラシック鑑賞です」と返答するのもなんだかカッコイイですよね。笑
その他には、好きな楽器に注目して曲を探してみるのもオススメです。
弦楽器や管楽器、打楽器といった大まかな括りや、「コントラバスの低音を味わえる曲」などピンポイントな括りもありです。
タングステンは重金属(ヘヴィーメタル)畑で育ちましたのであまり詳しくありませんが、Google先生に聞いてみると良いヒントを授けていただけると思います。
この記事をお読みいただき、クラシックにご興味を持っていただけたら幸いです。
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