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読書

[2022.07.28]

 

みなさんこんにちは。りんくスタッフのKです。

 

暑い日が続いていますが、雨も多くなかなか不快な気候が続きますね。

戻り梅雨という言葉もあるようで、まさに今年はそんな感じですね。

梅雨が終わってから本格的な梅雨が始まった気がします。

 

さて、今日は久々に趣味の話でもしようかと気ままにキーボードを叩いています。

昔から漫画も小説も好きでしたが、最近また読書熱が高まってきました。

 

先日、『六人の嘘つきな大学生』という本を読みました。

浅倉秋成さんという方の本です。

就活を題材にしたミステリ作品で、王様のブランチでも紹介されたようです。

 

【あらすじ】

ここにいる六人全員、とんでもないクズだった。

成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一か月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、一つの席を奪い合うライバルになった。内定をかけた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を開けると「○○は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。

 

あらすじの冒頭からインパクト抜群で、個人的にはどストライクです。

読書系のYouTubeで紹介されていたのを見て興味を持ち、メルカリで即ポチってしまいました。

実際に読み進めてみても、物語が二転三転し、六人の印象もガラリと変わってきます。

元々どんでん返し系が大好物なので、こういった展開は堪りません。

自分なりに犯人を予想しながら読んでいましたが、見事にミスリードに引っ掛かり、綺麗に騙されてしまいました。

作者の手のひらで踊らされるのも、これもまたミステリの醍醐味ですね。

この予想を裏切られる読後感が何よりも大好きです。

 

伏線も至る所に散りばめられており、「あれはそういうことだったのか!」と気持ち良い瞬間も多くありました。

なんでも作者の浅倉秋成さんは「伏線の狙撃手」と呼ばれているんだとか。(カッコいい!!)

他の作品も読んでみたくなりますね。

 

就活においては、志望動機やら自己PRやらで文章を書く機会はとても多いです。

そのための訓練…というと少し大袈裟ですが、普段の読書経験が少しだけ役に立つこともあるんじゃないかなと思います。

読書は文章力が上がると言われますからね。

少しでも面白そうだなと思った方は、ぜひ手に取って読んでみてください。

かなりのおススメ作品です。

 

色々とネタバレしたい気持ちを抑えつつ、今回はこの辺で終わりたいと思います。

他にも面白い本があれば、また紹介したいと思います。

 

 

就労移行支援事業所りんくでは、障がいのある方の「働く」をサポートしています。就職前の訓練から、就活支援、就職後のサポートを一貫して行っています。

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