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失敗だった期間を礎に

[2024.01.19]

こんにちは、りんくメンバーのWです。

 

私は、これまでの人生を振り返ると、多くの失敗を重ねて生きてきました。

学校生活や受験、友人関係から私生活まで多くの失敗があります。

その中で、いまから約8年前までの期間を、私は特に失敗だったと思っています。

 

その8年間では、私は生活のほとんどを家に引きこもっていました。

1年ほどアルバイトをしている期間もありましたが、それ以外のほとんどを家の中で過ごしていました。

理由は様々ありますが、主に元来の出不精に加え、外への恐怖心や働いていない罪悪感、他人への恐怖心によるものが大きいです。

この8年間は、家の中での変化のない生活だったので、ストレスも少なく楽でした。

しかし、その楽さは表面的な物でした。

心の奥では、何もできない自分への不甲斐なさに、良くない感情が常に渦巻いていたのです。

しかし、悪いことだけかというと、そんなことはありませんでした。

 

私はこの8年間で、良かったことは、過去の行動を見つめ直し、自分の至らなかった所を見直すことができた事だと思っています。

例えば、私は挨拶をすることがすごく苦手でした。

自分から挨拶をする事は到底できず、向こうから挨拶をされても会釈する程度しかできませんでした。

もちろん、そのような態度を取っていた私へ挨拶をする人は減り、話しかける人もだんだんといなくなりました。

私が過去を思い出し、そこで気づいたのは、「人との関わりを持つにはまずは挨拶から」というものです。

そんな当たり前の事ですら、私は気が付いていませんでした。

そのような小さな気づきが、少しずつ増えていきました。

 

自分の、人との接し方や行動、言動など様々な問題が見え、そこで落ち込むよりも、そこから何を学び、何に注意すれば良いか考えるようになりました。

これからはその考えを大切にし、一歩一歩少しずつ歩んで成長できるようにしたいです。

今までの失敗と思っていた8年間は必要な期間であり、これから起こりうる成功体験の礎になれる様に、これからも考え歩んでいきます。

 

 

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